人間関係で退職するのは甘えではない！転職先が決まっていなくても辞めよう！

会社に様々な社員がいますが、彼らは必ずしも人がいいとは限らず、例えば自己中だったり子供じみた同僚や上司、部下も存在するはずです。

そんな人間は顔も見たくないのが本音でしょうが、そうはいきませんね？

そもそも関わりたくない者とは関わらないのが人間として自然ですので、それは大きく間違っていることになります。

つまり、貴方は本当に関わりたい者とだけ関わればいいんですね。

でも貴方はこの記事のタイトルをクリックしたということは、やはり人間関係に悩み、そして記事タイトルの意味が気になったのではないでしょうか？

記事タイトルの意味に関しては、そのままです笑

つまり、私は「もし貴方が今人間関係で悩んでいるなら、転職先が決まっていなくても辞めろ」と伝えたいんですね。

人間関係で悩んでいるならすぐに退職すべき理由

貴方が退職を考えるほど人間関係でお悩みなら、転職先が決まっていなくても早急に退職すべきです。

その理由は転職活動を今から開始し、内定を取ってからだと、貴方は今よりもっと追い込まれてしまうリスクがあるからです。

考えてみてください。

例えば今から転職活動を開始して３ヶ月後に内定を取った場合、貴方は３ヶ月間も人間関係の悩みに耐えることになります。

だから、退職を考えるほど人間関係で悩んでいるなら、転職先が決まっていなくても早急に退職すべきなんです。

もちろん転職先が決まっていない状態で辞めると収入源を失います。

しかし、

・安定した収入を貰うためだけに毎日自分にムチを打って出社し、関わりたくない者にストレスを感じ続ける

・辞めて収入源がなくなるが、代わりに「もうあの人と会わなくていいんだ」と解放感を得る

どちらかがいいかは最終的に貴方に任せますが、私としては後者、つまり「人間関係で悩み続けるリスク」よりも「収入を失うリスク」を取りますね。

ですので、私は人間関係の悩みよりも収入がない悩みのほうが小さいと思います。

人間関係が原因で自殺してしまった実際の事件

しかし、真面目に働いておられる貴方はまだ退職に踏み切れないと思いますので、ここで「人間関係で自殺してしまった実際の事件」について紹介したいと思います。

員の自殺が相次ぐ三菱電機で、３年前に自殺した男性新入社員（当時２５）と、今年８月に自殺した２０代の男性新入社員が同じ社員寮に入っていた。どちらも、職場での上司とのやりとりを記したメモを残していた。遺族側は、三菱電機の再発防止策に不備があったとみて詳しい説明を求める構えだ。

　３年前に自殺したのは、この年４月に入社した新入社員。通信機製作所（兵庫県尼崎市）に配属され、ソフトウェア開発を担当していた。同年１１月、鉄道などを使って１時間ほどの距離にある兵庫県三田（さんだ）市の社員寮で自殺し、遺族が翌２０１７年９月に損害賠償を求めて同社を提訴した。今年自殺した社員も同製作所と同じ敷地内にある生産技術センターに配属され、同じ社員寮に入寮。寮の近くの公園で自ら命を絶った。

　３年前に自殺した社員が書き残し、遺族側が１７年９月の提訴時に公開したメモには、複数の上司や先輩が質問にまともに答えず、同僚の前で激しく非難したこなどが記されていた。「５年１０年やってる先輩上司が非難しかしないことに絶望しました」「家族との別れがつらいですが、人格を否定してくる三菱で○○（先輩の名前）と一緒に働き続けるほうがツライので私は死を選びます」「私を死に追いやった関係者には罰を受けて欲しいです」とも書かれていた。「三菱は私のことを一生忘れないで欲しいです」との記述もあった。

出典：朝日新聞デジタル

どう思いましたか？

「三菱電機」というと日本を代表する大手企業の１つで、常に新卒からの人気が高いです。

そんな三菱電機でパワハラ自殺があったこの事件を知ったとき、私はただ呆然とするしかありませんでした。

もちろん彼はうつ病を発症する前に辞めていれば死ぬことがなかったのは言うまでもありません。

このように収入を失う恐怖ばかり感じて辞めずにズルズル勤め続けた結果、うつ病を発症してしまってからでは遅いんですね。

そもそもうつ病を雇ってくれる会社はまだまだ少ないですしね。

理由はやはり、うつ病で辞めてしまうことを懸念しているからでしょうね。

参考記事：うつ病で退職したら再就職は絶望的！アフィリエイトで稼ごう！

確かに収入源を失うのは恐いですが、その恐怖に負けて自分にムチを打って勤め続けていても、最悪このような「自殺」という結果になってしまうんですね。

ですので自分自身を守るためにも、人間関係で悩んだら早急に辞めるべきなんです。

なお、知恵袋や５ｃｈといったネット掲示板には、人間関係で辞めることに関して「甘えだ」と書かれていることが多いです。