自殺した会社員に「なんで辞めなかった?」はおかしい!自殺しない働きかたとは?

貴方は「ゴンチャロフ」という株式会社をご存知ですか?

 

本社で兵庫県神戸市にあり、1923年頃に白系ロシア人である「マカロフ・ゴンチャロフ」という方が神戸市でウイスキーことで、現在は神戸を含む関西だけではなく、全国に店舗を展開しているとのことです。

 

そんなゴンチャロフで2016年6月、若干20歳の若い男性社員が、普段出勤に使用する電車に飛び込んで自殺するという事件が発生しました。

 

彼は私と同じく高卒で製造業に就職しました。年齢も私より3つ年下でほとんと変わりません。

 

なぜそんな彼が自殺することになったのでしょうか?

 

 

パワハラと長時間労働で鬱を発症していた

 

彼は2014年4月にゴンチャロフ入社後、チョコレートやゼリーの製造に携わっていましたが、入社後すぐに、上司に挨拶しても無視され、始業時刻の30分前に出勤しても「重役出勤やなあ」などと叱責を受けました。

 

これだけでも、人として問題ですね?

 

しかし、この上司は同社は規格外のチョコレートは牧場に提供するとのことで、彼が不良品を出すと、「牛の餌作っているんか」などとも叱責していました。

 

牛に食べさせるチョコレートとはどんな物なのでしょうね?

 

私にはよく分からないです。

 

さらに彼は月約60〜80時間の残業をさせられており、上記のパワハラで入社から1年8か月後の2015年12月に鬱と診断され、趣味である自転車ツーリングにも行かなくなったとのことです。

 

大好きなはずの趣味もやりたくなるほどなんて相当追い込まれたことがわかると思います。

 

勤務先を辞めようとした。しかし、辞められなかった。

 

鬱と診断された彼は上司に退職を申し出ます。

 

すると上司は「辞めたらお前の高校からは採用しない」と脅したとのことです。

 

これはもはや脅迫ではないでしょうか?

 

この言葉を聞いて「辞められない」と思った彼は、前述した通り、出勤途中に自ら命を絶ってしまう最悪の行動を取ったのでした。

 

「自殺する前になんで辞めなかった?」はおかしい!

 

この事件が全国に知られるようになったのは発生から1年半後の2017年12月です。

 

その際、電通の女性社員が自殺した事件と同じくネットでは「自殺する前になんで辞めなかった?」という指摘がありました。
私はこれを「おかしい」と思います。

 

まず我々は学生時代に大人達から「新卒で就職した会社に定年まで在籍し、その後はさらに嘱託で働け!」と徹底的に叩き込まれます。

 

次の会社や働き方を決めずに辞めよう物なら「ダメな奴」あるいは、「根性無し」などと非難されます。

 

つまり彼も誰かが決めたこのマニュアル人生に従っていたんです。

 

さらに彼は新卒でゴンチャロフに入った、いわゆる「生え抜き社員」で、他の会社に勤務したことがありません。

 

つまり「この会社で行われること=社会の常識」と思い込まざるを得なかったんです。

 

私は会社が新卒を大量に採用するのは、社会を知らないから、好きなように洗脳して奴隷にできるからだと思いますね。

 

中途採用で、1社でも他社を経験したことがあれば、入社してすぐに「この会社おかしい」と気づいて脱出できます。

 

しかし、新卒だと前述した通り、「この会社=社会の常識」と洗脳されるため脱出困難です。

 

また「辞めたらお前の高校からは採用しない」と言われたみたいだけど、むしろ辞めればこんなブラック企業に後輩入れずに済むじゃん。」という指摘もありましたが、これも第三者だから言えるんです。

 

新卒で入社してまだ2年程ならそんな判断できるはずが無く、「辞めたら後輩の進路の選択肢が狭まる」と考えるのが自然でしょう。

 

自殺しないためにも、アフィリエイトで自由になるべき

 

会社員が仕事で自殺に追い込まれるのは決して他人事ではございません。

 

今は何ともなくても、上司が変わったりして、パワハラや長時間労働で鬱になって会社を辞める判断力を失う可能性が誰だってあります。

 

会社が原因で、これから先に用意されていた長い人生を捨てて命を絶つ程くだらないことはございません。

 

そうならないためには、アフィリエイトで不労所得を完成させて会社員を辞めるのが一番の方法です。

 

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