社会人歴=現在の会社の勤続年数が会社を辞めるために必要なこととは?
私は、新卒で中小企業に就職して、現在まで8年一筋で働いていますが、私のように現在の会社に新卒で就職して一度も辞めずに数年〜数十年働いている、いわゆる「プロパー社員」は多いと思います。
一昔前は、新卒で就職した会社で定年を迎えることが美徳とされていました。
しかしバブル崩壊以降は、
・非正規雇用の増加
・年功序列から能力別での評価に移行
・安泰とされていた大手企業が次々とリストラを実施
と、新卒からひとつの会社だけで人生を終えるのがベストとは言えなくなってきました。
プロパー社員の印象
世間一般的なプロパー社員の印象は、良い面では、
・会社への忠誠心が高い
・我慢強い
という感じだと思います。
一方、悪い面では、
・挑戦意欲がない
・視野が狭い
・今の会社でしか仕事ができない
・考えが偏っている
という感じですかね。
プロパー社員と中途社員は相性が悪い
うちみたいな中小企業は、中途社員が多いです。
当然ですが、中途社員は他の会社を見てきましたので、今の会社しか知らないプロパー社員と考えが合わずに相性が悪いです。
現に私もとある中途社員と相性が悪く、よく衝突しています。
会社員の安定が崩壊した今、ひとつの会社だけで定年を迎えようとするのはリスク
前述の通り、バブル崩壊以降、大手企業のリストラが増加しています。
そのような現代で「ひとつの会社だけで定年を迎えてやる」と考えるのはあまりにもリスクが大きすぎます。
そこで、次は、私が聞いた実際に大手企業を切られたプロパー社員の末路を書いていこうと思います。
大手企業を切られたベテランプロパー社員の末路
上記の通り、長い間安泰とされていた大手企業のリストラが増えています。
実際にあった話なんですが、東芝では年功序列だけで高給取りになっていた40代以上のプロパー社員がリストラされたみたいです。
40代でリストラされたら年齢に加えて、前の会社一社でしか働いたことが無いため経験が限られます。
ひとつの会社だけで数十年働いた方が、いきなり他社で通用するとは思えませんね。
大手は当然ですが、中小でも「大手企業に長年居たプライドで扱いにくい」と敬遠されるでしょう。
その方のその後は知りませんが、私は苦戦していると思います。
「俺はこの会社で新卒から数十年働いてきたんだ!そこが評価されて大丈夫だ!」なんて考えは甘いんです。
特に大手企業のプロパー社員ほど自分が大手企業に居るというだけで、優秀だと思い込んでいる方が多いですので、そこは注意してもらいたい所です。
結論・プロパー社員は勤続年数が長くなるほど転職しにくくなる
ここまで読み進められた方は気づいたと思いますが、「社会人歴=現在の会社の勤続年数のプロパー社員」は、勤続年数が長くなるほど限られた経験と狭い視野で転職しにくくなる」と言えます。
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