楽しそうなのになぜ?旅行業界の離職率の高さを考えてみた!

突然ですが、貴方は「旅行業界」にどんなイメージがありますか?

 

もし「楽しそう」とか、「華やか」と思われたら要注意です。

 

なぜなら、そのような物は外部の人間から見たイメージにすぎないからです。

 

実際、旅行業界の離職率は高いです。

 

では、なぜ華やかに見える旅行業界は離職率が高いのか?

 

そして外部の人間が知らない旅行業界の真実とは?

 

貴方がそれらの「答え」が気になったら、この記事を読み進めてください。

 

旅行業界の記事を執筆している理由

 

まず、貴方のことですので、なぜ私がこのような旅行業界に関する記事を今書いているか疑問に思われたのではないでしょうか?

 

その理由は、旅行代理店に勤めていた友人が最近辞めたからです。

 

私はその友人に「旅行業界にあれだけ憧れて入ったのになぜ辞めたの?楽しそうじゃん」と聞きました。

 

すると、彼は「とんでもない!楽しそうなんてうわべだけ。実際はブラックだわ」と答えました。

 

「旅行業界がブラック?」

 

私は、彼が憧れていた旅行業界を辞めたこと、そしてそんな旅行業界を憧れから一転して「ブラック」とまで言ったことが信じられませんでした。

 

そこで私は「旅行業界は本当にブラックなのか?」と調査を開始。

 

すると、「旅行業界の真実」が徐々に浮かび上がってきました。

 

旅行業界の高い離職率の実態

 

さて、冒頭でも述べましたが、旅行業界の離職率は高いです。

 

参考に下のグラフをご覧ください。

 

楽しそうなのになぜ?旅行業界の離職率の高さを考えてみた!

 

これは業界ごとの離職率を表したグラフです(出典:転職グッド)。

 

なお、このグラフでは「旅行業」の表記ではなく、旅行業界は「生活関連サービス業・娯楽業」の1つになっています。

 

ご覧いただくと、その「生活関連サービス業・娯楽業」の離職率が、1位の「宿泊業・飲食サービス業」に次いで2位であることがお分かりいただけるのではないでしょうか?

 

ここまで旅行業界が離職率が高いのは、「理由」があるんです。

 

その理由は、「理想と現実のギャップ」です。

 

例えば、添乗員は一見すると様々な観光地を回って楽しみながら仕事できるイメージがありますね?

 

しかし、実際はツアー客を楽しませなければならず、精神的な負担が大きいそうです。

 

当然、彼らも最初は貴方と同じように様々な観光地を回りたくて添乗員になったはずです。

 

すると、「利用する側」から「提供する側」に回ったことで、その裏側を見てしまい、そこに理想と現実のギャップを感じてしまったんです。

 

「こんなはずではなかった…」

 

「他人を楽しませることがこんなに大変だったんだな」

 

やがて彼らはこのように悩んで辞めていくんですね。

 

それだけはありません。

 

旅行業界自体が基本的に激務なんです。

 

長時間労働は当然ですし、しかもその割に給料は少ないんです。

 

さらに、利用客からクレームが来ることだって珍しくありません。

 

つまり、旅行業界は華やかで楽しそうなイメージと正反対のブラック業界だったんですね。

 

ちなみに、この「理想と現実のギャップ」は旅行業界だけではありません。

 

他に「自動車整備士」も、同様に理想と現実のギャップで離職率が高いです。

 

つまり、彼らも車を構うことが好きで自動車整備士になったんですが、旅行業界と同様に「業界の裏側」を見てしまい、辞めていきます。

 

また「パティシエ」も、菓子作りが好きでなる場合が多いですが、やはり業界の裏側を見て辞めていく方が多いです。

 

パティシエも長時間労働でブラックですからね。

 

結論・好きなことでも雇われでは苦痛でしかない

 

好きなことを仕事にする発想は、確かに素晴らしいと思います。

 

しかし、「利用する側」と「提供する側」は別です。

 

これまでツアーを楽しんでいたなら今度は逆に他人にツアーを楽しませねばならないですし、自分の車を構って満足していたら今度は逆に他人の車を構って満足させなければなりません。

 

パティシエが作ったスイーツを食べて美味しい思いをしたなら、今度は逆に他人にスイーツを作って美味しい思いをさせなければなりません。

 

つまり、これらは利用する側のマインドで仕事をしていてはいけないんですね。

 

そもそも雇われだと、時間も場所も収入も人間関係も勝手に決められてしまいます。

 

これら「4つ」を勝手に制限された中では、例えやりたかった好きな仕事ができたとしても、不自由な環境を生きている感じから抜け出せないでしょう。

 

ということは、好きなことを仕事にするならビジネスを始めるしかありません。

 

例えば、「Youtuber」なんかその典型的な例ですね。

 

実際、ゲーム動画をアップロードしたり、食べ歩きをして収益を得ている方がゴロゴロいますからね。

 

しかし、Youtuberは既に芸能人も参入していて、今から無名の個人が稼ぐことは非常に困難です。

 

そこで、私は「アフィリエイト」をオススメします。

 

アフィリエイトはサイトやブログを作成して記事を書いたりメルマガを送ったりして商品を紹介し、それが売れたら紹介料が発生するビジネスで、最初のうちはアフィリエイトのノウハウや自分の思想・価値観を記事に書いていけばいいですが、ある程度稼げるようになってくるとファンが増え、単なる旅行やプライベートの記事を書いても稼げるようになります。

 

つまり、アフィリエイトも好きなことを仕事にできるんですね。

 

当然、それまでの道のりは決して楽ではありません。

 

実際、旅行やプライベートの記事で稼ぐアフィリエイターが居る裏でかなりの挫折者を出しています。

 

しかし、もし貴方が「好きなことを仕事にしたい」とお考えであれば始めてみてはいかがでしょうか?