会社を辞めたいのに辞められない理由とは?
「会社辞めたいのに辞められない…」と悩む方は非常に多いです。
貴方も同じように悩んでいるのではないでしょうか?
しかし、そのように悩むのは時間の無駄です。
もし貴方が会社を辞めたいなら、さっさと辞めるべきです。
「でも…」
そのような声が聞こえてきました。
しかし、ここで辞めないのは貴方のためにもよくありません。
そこで今回の記事では、「多くの方が会社を辞められない理由」を主に解説していきます。
貴方はこの記事を読み終える頃には、きっと辞める勇気が湧いてくると思います。
それでは行きますよ。
日本人の多くが会社を辞められない理由
まず、日本人の常識「退職=悪」です。
つまり「会社を辞めることは悪いことだ!」という感じですね。
しかし、これは、幼少期からの学校教育が原因です。
ショックかもしれませんが、日本の学校教育は終身雇用全盛期からカリキュラムが変わっていません。
貴方も思い出してください。
もし、貴方が高卒なら進路指導の教師に、大卒なら就職進路課の担当者に、「就職したら定年まで同じ会社で働け!」と言われたはずです。
現在でもこの発言をする進路指導教師や、就職進路課の担当者が居るかは不明ですが、当然、この発言は、終身雇用が終わった現在では、時代遅れの発言ですね。
特に最近はトヨタでさえも社長自身が終身雇用を宣言しましたし、今後、就職活動を行って新卒で就職する方は、会社の業績次第で簡単に切り捨てられる可能性が高いです。
さらに、多くの方が会社員の家庭に生まれます。
貴方の両親も会社員ですね?
そして、一家を支える「父親」は、数十年同じ会社に勤めている場合が多いはずです。
人は、身近な人物の行動を「当たり前」と認識します。
つまり、この場合だと、同じ会社で自分が子供のころから数十年働く父を見ると、自然と「自分も会社に一度入ったら辞めてはいけない!」と思い込む訳ですね。
一方、アメリカは退職が当たり前であり、一年に二度退職するケースも珍しくありません。
ようするに、
@日本人は「退職=悪」
Aアメリカ人は「退職=当たり前」
こういうことになります。
日本と真逆ですね。
そのため、貴方が会社を辞めるためには、まず「退職=悪」の日本の常識を壊さなければなりません。
そこで、次項で衝撃的な事実を暴露します。
その事実に、もしかしたら貴方はショックを受けるかもしれません。
しかし、貴方が会社を辞められるようにハッキリと申し上げます。
ですので、心の準備をしてください。
貴方が会社を辞められない最大の原因
実は、貴方が会社を辞められない最大の原因は、紛れもなく貴方自身が作り出しているんです。
例えば、貴方は今このように悩んでいませんか?
「人手不足で自分が辞めたら皆が困る」
「自分の仕事は誰がやるんだろう?」
「辞めたら収入が無くなる」
こんな感じです。
このように悩む貴方は、とても責任感が強くて、生真面目だと思います。
きっとポンコツな私と違って、会社ではバリバリと仕事をこなしているんでしょう。
しかし、上記の悩みは全て貴方の思い込みです。
なぜなら会社は、誰だろうと退職を認める義務があるからです。
もし社員が1人辞めたくらいで組織が崩れていては、会社なんてやってられないですしね。
そのため、貴方が退職を申し出たら、会社は必ず貴方が辞めた後を考えます。
つまり、
「人手不足で自分が辞めたら皆が困る」→「貴方の代わりは居るから誰も困らない」
「自分の仕事は誰がやるんだろう?」→「残った他の社員か中途で人を入れてやる」
「辞めたら収入が無くなる」→「アルバイトや派遣でも1ヶ月を食い繋げる生活費を貰える」
ということになります。
そのため、「会社辞めたいのに辞められない…」と悩むのは終わりにして、すぐに退職の準備をしましょう。
そもそも辞めたい会社で我慢しても良いことがない
貴方が会社を辞めたい理由は、おそらくこの中のどれかではないでしょうか?
・少ない給料
・劣悪な人間関係
・過酷な仕事内容
・少ない休日
・取らせてくれない見せかけの有給
・相次ぐサービス残業
これらの「辞めたい理由」を我慢し続けた先に、何が待っているんでしょうか?
正直、辞めたい原因を我慢し続けるのは無駄でしかありません。
人は、「本当はやりたくないこと」をやらされている時に多大なストレスが掛かり、そのような状況にさらされていると、いずれうつ病等の精神疾患を発症するリスクが高まります。
そうなると、最悪の場合、自殺するという辞めて無職になるよりも恐ろしい事態になるでしょう。
そうしたら当然、貴方の家族は悲しみます。
そうなるともう「辞めたいけどやめられない」等と言ってられません。
そもそも貴方の人生とは、「貴方の物」であって、会社の物ではありませんね?
なのに、「人手不足で自分が辞めたら皆が困る」などと他人を優先してどうするんですか?
残念ですが、そのような方ほど、会社に都合よく酷使されます。
なぜなら、貴方が何を命令されても断らないからですね。
会社なんてそんな物です。
つまり、会社にとって「社員」なんてただの道具なんです。
万が一辞めさせてくれなかったら?
「万が一辞めさせてくれなかったらどうするの?」
そのような声が聞こえてきました。
大丈夫です。
法律上は退職届を出して2週間経てば確実に退職が成立します。
つまり、会社は退職届の拒否はできないんですね。
もし上司が引き止めてきたら、それは部下が辞めることで「管理能力が無い」と評価されることを恐れているんでしょう。
そのため、引き止めに何か条件を掲示したとしても、それらは口約束で終わってしまう可能性が高いです。
もう一度述べますが、貴方の人生は、会社の物ではありません。
そのため、他人の言葉に惑わされて時間を無駄にしないようにしましょう。
おわりに
いかがでしたか?
貴方はこの記事をここまでお読みになられて、「退職とは、思った以上に悪いことではなく、難しいことでもなかったんだ」と肩の荷が下りたはずです。
ですので、堂々と退職に励んでください。
また辞めることで、その辞めた会社がどれだけブラックだったかということにも気付くはずです。
その際は「なんであんな会社に勤務していたんだろう…」と思うでしょう。
しかし、その会社をもう辞めましたので、これからは精神的に楽ですね。
ある意味、これが退職の最大のメリットでしょう。