山口達也の酒気帯び運転から考える依存症の恐ろしさ
2020年9月22日、元TOKIOの山口達也さんが酒気帯び運転で逮捕されてしまいました。
どうやら酒が抜けていない状態でハーレーを運転し、しかも運悪く警視庁の警察官が運転する車に追突してしまったそうです。
そのため、現行犯逮捕だったそうですね。
私個人としては、てっきりアルコール依存症の治療をして更生の道を辿っていたと思いましたので、この報道は残念です。
また、坊主頭で眼鏡をかけて警察に連行される山口さんの姿からは、かつての華やかさや輝きは失われていました。
貴方はこの報道を見たとき、山口さんに対し何を思いましたか?
「酒をやめさせるべきだ」と思いましたか?
しかし、残念ながら「アルコール依存症」を克服するのは困難なんです。
というより、アルコール依存症だけでなく全ての依存症が克服が困難だと断言します。
これは一体どういうことなのか?
そもそもなぜ人は依存症になるのか?
これらを以下より説明します。
実は全ての人間が依存症である
見出しの通りですが、そもそもこの世に依存症でない人間は存在しません。
私も含め、世界人口約77億人全員が依存症です。
もちろん貴方もです。
「何言ってんだ?自分は何にも依存していない!」
そのような声が聞こえてきました。
そういうことを言いたくなる気持ちは分かります。
なぜなら依存症は自覚がないからです。
つまり、依存症の人間ほど自分が依存症だという自覚がないんですね。
「そんなバカな?」
そう思いますか?
まあ、認めたくなければそれはそれで構いませんが、1つ質問させてもらっていいですか?
貴方はスマホなしで1週間生活できますか?
もしこの問いに「いいえ」と答えるなら、貴方は立派な依存症です。
というより、実はスマホは依存するようになっているんですね。
もちろん私もスマホ依存症なんですが、スマホが今からほんの10年以内で爆発的に普及したのはそのためですね。
しかも人間は誰かが使っている未知の物に興味を抱く傾向がありますので、貴方もガラケーからスマホに変えたきっかけは、誰かが使っているのを見て興味を抱いたからだと思います。
つまり、スマホ所有者にスマホ依存ではない人間なんていないんですよ。
スマホ所有者全員が依存症です。
「全員なんて、そんなの大げさだろ?」
こう思われたかもしれません。
しかし、アップルの創業者であり、2011年に56歳の若さでこの世を去ったスティーブ・ジョブズは2010年の取材で記者に対し、こう答えたそうです。
「自分の子供たちはiPadを使っていない」
「子供が家で触れるデジタルデバイスは制限しているからね」
また、ジョブズの伝記を執筆したウォルター・アイザックソンは、ジョブズから自宅での夕食に招かれた際の様子を「誰もiPadを取り出したりしなかった。子供たちがデジタルデバイスにハマっている様子はまったく見られなかった」と明かしたそうです。
一見すると「なぜ自分の素晴らしい商品を我が子に与えないの?」という疑問が出てきそうですが、これはジョブズがiPhoneやiPadを依存させて儲けようとしたからですね。
結果的にその戦略は大成功したんですが、同時にジョブズはスマホ依存の恐ろしさを知ってしまったのかもしれませんね。
だから、我が子をスマホ依存にしないよう、あえてiPhoneやiPadを与えなかったと思います。
つまり、我々にはカリスマ的な実業家に見えるスティーブ・ジョブズも、家に帰れば家庭を持つ1人の父親なんですね。
そして父親なら我が子を恐ろしい目に遭わせたくないのは当然です。
「実業家としてのスティーブ・ジョブズ」と「父親としてのスティーブ・ジョブズ」は別であることを感じていただければ幸いです。
また、ツイッターの開発者であるエヴァン・ウィリアムズも、やはり我が子にSNSに触れさせたことがないそうです。
これは貴方がツイッターに登録しているならお分かりいただけると思います。
例えばツイッターの「いいね!」。
これはリアルタイムで生活の1コマをシェアしあう機能です。
そして貴方も自分のツイートがいいね!されると、なんだか人に認められたような感じがしませんか?
それは人間には「承認欲求」という本能が備わっているからですね。
つまり自分のツイートがいいね!されるたびに承認欲求が満たされ、その快感を常に味わいたくて1日に10回も20回もツイートする…
これがツイッター依存の仕組みです。
さらにそのツイートがシェアされて拡散されていく「リツイート」という機能も、ユーザーのツボを見事にくすぐっていると思います。
しかし、それらの機能は時に人間に牙を剥きます。
例えば自分のツイートに誹謗中傷が殺到してしまい、その結果うつ病を発症して自殺してしまった方も少なくありません。
これは最近だと木村花さんのケースが分かりやすいですね。
だから、ウィリアムズも我が子にSNSに触れさせないんですね。
他にも我が子に自分の商品を与えないテクノロジー開発者がいるそうで、どうやら彼らの間では「自分の商品でハイになるな」という、まるで薬物売人のようなルールが存在するそうです。
なお、依存するのは酒やデジタルデバイスだけではありません。
実はオリンピックの金メダリストも依存症です。
金メダリストの場合は、プロになったときからコーチに「金メダルを目指せ」と散々叩き込まれ、その結果ストイックに努力して晴れて金メダルを獲得するんですが、その瞬間に今まで経験したことのない気持ちよさを感じるんですね。
例えば2位や3位を見下ろせる表彰台の1番上、まるで自分がヒーローになったかのようなインタビュー…
その結果、再びあの気持ちよさを味わおうと次の大会までの4年間でもっと努力するんですね。
実際、金メダルの連覇を逃したアスリートは悔し涙を流すことが多いですが、あれは「金メダルを獲得した瞬間の気持ちよさ」を再び経験できなかった悔しさからくるものです
つまり、金メダリストが連覇を狙う理由は金メダルが何個も欲しいからではなく、「金メダルを獲得した瞬間の気持ちよさ」に依存してしまっているからなんです。
依存症は人間が抵抗できない分野である
さて、一見すると華やかに見える金メダリストさえも依存症であることに驚かれたかもしれませんが、先ほど私が「自分も含めて世界人口約77億人全員が依存症です」と述べたことを覚えているでしょうか?
覚えているなら、きっとこのような疑問を感じたはずです。
「なぜ人は依存症を発症するのか?」
お答えしましょう。
人が依存症を発症してしまうのは、依存症は人間が抵抗できない分野だからです。
では、なぜ抵抗できないのか?
それは前述した承認欲求もありますが、なにより人間の脳に「ドーパミン」という快楽物質が存在していることが大きいです。
そしてドーパミンは、貴方が夢中になっているものに触れると自然に発生します。
例えば「テレビ」。
最近はテレビ離れが進み、私も「今はネットで情報が手に入るため、わざわざ電気代を払ってテレビを見るメリットはない」とまで考えていますが、現在でもテレビに依存している者は存在します。
例えば続きが気になるドラマやアニメ、好きなタレントがレギュラー出演するバラエティ番組といった具合ですね。
そんなテレビ依存者はリモコンの電源ボタンを押す瞬間、なんとドーパミン値が急上昇するそうです。
そして「テレビこそが自分を心理的苦痛から守ってくれるんだ」と思い込むことで、最終的に依存症を発症するそうなんですね。
だからこそ、彼らは3時間や4時間もぶっ通しでテレビを見続けたり、台所の支度をする際もテレビを付けっぱなしにしてしまうことがあるんですね。
このようなことは「電気代がもったいないな」と思うかもしれませんが、彼らには前述した思い込みがありますので、これは仕方がありません。
このように、残念ながらドーパミンは自分で制御できません。
だから、依存症は抵抗できない分野なんですね。
ですので貴方がスマホ依存症でも、それは別に悪いことではありませんのでご安心ください。
依存症を克服できないのは意志が弱いからではない
しかし、真面目でしっかり者の貴方のことですので、もしかしたらまだ心のどこかに「でも依存症を克服できないのは自分の意志が弱いからではないか…」という気持ちがあるかもしれません。
しかし、それは大きな間違いです。
前述した通り、世界人口約77億人全員が依存症ですので気にする必要はありません。
そもそも意志力による自制を強いられている人間ほど、その行動に屈しやすいです。
つまり誘惑に勝とうとするよりも、誘惑の対象と向き合わないほうが依存症に陥らないんですね。
例えば前述したテレビ依存なら、テレビのない環境に閉じこもれば克服できます。
人間には適応能力がありますので、最初のうちはイライラしたりするかもしれませんがすぐに慣れます。
これは禁煙が分かりやすいと思います。
例えば禁煙に成功した方は、最初のうちはタバコがない環境で全く吸えずにイライラしたそうですが、最終的にその環境に慣れて禁煙できたことが多いそうです。
逆に悪い例としては、依存症患者から依存対象を無理矢理取り上げることですね。
例えば2010年11月、韓国でコンピューターゲームばかりしていた少年からゲームを取り上げた母親が、その少年に殺害される事件が発生しました。
少年はその後、殺害した母親を追って自殺したそうですが、これはまさに依存症患者を救う方法について考えさせられる事件でしたね。
その殺害された母親に対してキツイ言いかたになるかもしれませんが、ゲームに依存している少年からゲームを取り上げても無意味です。
その理由は、少年はもはやゲームなしでは生きていけないほどゲームに依存してしまっているからです。
ですので少年にとってみれば、ゲームを取り上げる者はたとえ母親でも敵のように感じたのかもしれません。
もちろん貴方も、今すぐスマホを破壊し、今日からスマホを持たない生活を始めるなど、到底無理ですね?
スマホ1個で情報収集や各サービスの申し込み、読書に動画鑑賞等、もはやスマホ1個でなんでもできる時代ですので当然の話です。
つまり、現代人はスマホなしでは何もできないんです。
貴方は会社に依存していないか?
もちろん「会社」も、多くの人間が依存しているものの1つです。
例えば貴方は、今勤めている会社を辞めたら収入が途絶えるでしょうか?
もしこの問いに首を縦に振るなら、それは100%会社に依存していることになります。
その理由は給料を貰う以外に収入を得る方法を知らないからです。
考えてみてください。
例えば会社以外に収入があるなら、今勤めている会社をいつでも辞めることができますね?
だから、「今勤めている会社を辞めたら収入が途絶えるでしょうか?」という問いに首を縦に振るなら、貴方は100%会社に依存していることになるんです。
しかし、これはとても危険です。
なぜなら今後は年金が貰えなくなるため、死ぬまで働かされることになるからです。
しかも、国はこれを「生涯現役」などという美しい言葉でごまかしています。
参考記事:「生涯現役」という言葉に罠を感じた
たった一度の人生なのに、死ぬまで会社で働かされるなんて悲しいと思いませんか?
どうせ一度の人生なら仕事ではなく遊びで埋め尽くしたほうが、毎日が充実するはずです。
そのためには自力で稼ぐしかありません。
自力で稼げるようになれば会社に依存しなくて生きていける
自力で稼げるようになれば会社依存は自然と克服します。
その理由は自力で稼ぐことで、「余裕」というものが手に入るからなんですね。
例えば現在はコロナの関係で減給が相次いでいるそうですが、このような事態でも自力で稼いでいれば余裕で構えていられます。
もちろん給料1本だけでは買えなかったブランド品も買えるようになりますので、同僚よりもリッチな生活もできます。
もし毎月20万円ほど自力で稼げるようになってきたら脱サラしてもいいですし、そうしたら前述した遊びで埋め尽くす人生を実現できますね。
ですので、貴方には自分で稼ぐ力を身につけ、見たことない景色をたくさん見てほしいと思います。
自力で稼ぐ方法は何がいいか?
とはいっても、貴方はたくさんある自力で稼ぐ方法の中で、何がいいか分からないかもしれません。
それなら「アフィリエイト」をオススメします。
アフィリエイトは貴方がブログやメルマガで商品を紹介し、それが売れたら紹介料が貰えるビジネスです。
しかも貴方が作ったブログは、自分で消さない限りネット上に残り続けます。
すると24時間・365日体制で集客してくれますので、結果的に不労所得が発生するんですね。
不労所得なら貴方が寝ているときや食事しているとき、さらには遊んでいるときも勝手に報酬が発生することがあります。
ですので、不労所得なら最終的に自由な生活が手に入ってしまうんですね。
そんなアフィリエイトですが、前述した「依存症」を盛り込むと大きく稼ぐことが可能です。
つまりスティーブ・ジョブズのIPad、エヴァン・ウィリアムズのツイッターと同じような「依存症ビジネス」をアフィリエイトに盛り込むんですね。
アフィリエイトに依存症ビジネスを盛り込めば、大勢の人間が貴方に依存し、結果的に見たことない金額を稼げるようになります。
しかしこれは別におかしなことではありません。
大勢の人間が貴方に依存して喜んで金を払っていますので、むしろ当然のことなんです。
ではどうやってアフィリエイトに依存症ビジネスを盛り込み、見たことない金額を稼ぐか?
それは以下の記事で詳しく説明していますので、少しでも気になったらぜひお読みください。